【トランペット】楽器とマウスピースのギャップについて

これは大事なことなのに意外と知らない人が多い気がします。

楽器とマウスピースの相性の良さ、悪さを感じるときはありませんか?

例えば、新しく買ったマッピ、Aの楽器ではいいんだけど、Bの楽器では全然だめ。。

このような場合、原因のひとつにギャップの可能性が考えられます。

もし、知らなかった!という人は自分の楽器も測ってみてくださいね。


トランペットとマウスピースのギャップとは?

まず、マウスピースをつけないで、トランペットのチューニング管を取ってみましょう!

そして、マウスパイプのところから覗いてみましょう。

入り口近くに段差があるのわかりますか??

わからない場合は光を当ててみてください。
それでもわからない場合は楽器が汚いかもしれません!笑

マウスピースを楽器に挿すと、この段差とマウスピースまでの間に隙間ができます。

この隙間がギャップです。
このギャップの距離で吹奏感が結構変わります。

ギャップはどのくらいがいいのか? 

一般的には2~3ミリくらいが多いと思います。
シルキーはノーギャップの考え方のようです。

基本的には自分が吹きやすいギャップの距離を探してみるのがいいと思います。

ボブリーブスというメーカーのマウスピースならスリーブキャップというものがあり手軽にギャップを変えて探ることができます。

そうでない場合はマウスピースの先に薄いテープなどを貼ると、マウスピースが太くなりギャップが広くなります。


こんな時は気にしたい

まず、マウスピースが古くてメッキが剥げてきてしまっている場合。
製作当時の想定よりギャップが狭くなっている可能性がある。

次に、楽器とマウスピースのメーカーが違う場合。
もちろん同じメーカーでも仕様によってさまざまですが、違う場合は特に注意。

あと、マウスピースをはめたときにちゃんと
ささってない感じがするときなど。


ギャップの測りかた

器具を使うと一発ですが、身のまわりの物でもおおよそなら測れます。

マウスパイプから竹串などをいれて、入り口から段差までの距離を正確にマークして、長さを測ります。

次にマウスピースを楽器に入れ、マウスピースが何センチ入っているか確認しましょう。

それができたら、
入り口から段差までの距離-マウスピースの入った長さ=ギャップ
です!
これが5ミリ以上だったりする場合はもしかしたら、吹きにくい原因になるかもしれません。

もしなんかマウスピースと楽器の相性悪いかも。
みたいなときは測ってみてください!


トランペット・トロンボーンレッスン

現在プロで活動している音楽家達で立ち上げたレッスンサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000