【トランペット】自分に合うマウスピース

トランペットを吹く人にとって、ずっと迷ってしまうものの1つがマウスピース選びです!

一度考え出すときりがありません笑
あまり考えすぎるのもどうかなと思うのですが、ラッパ吹きはこういうのはまっちゃう人多いですよね笑

操作性がしやすく音色が自分好みなものを見つけられるといいですよね!

マウスピースを選ぶときの判断基準


カップの大きさ(リムの口径)

一般的にはマウスピースに数字やアルファベットの刻印がしてあります。(例外もあります)
例)3C.70MD.40S
など。
この数字の部分がカップの口径を表しています。メーカーにより基準が違うのですが、

BACHでいうと、
1が一番大きくて、数字が大きくなるほど小さいです。

トランペットのマウスピースの話をしているときは、BACHというメーカーの基準で話すことが多いです。
他メーカーのマウスピースを試す時でも、「BACHのこの番号と同じぐらいのサイズ」など、BACHを基準にすることが多いので、覚えておくといいと思います!




カップの深さ

一般的には数字の横のアルファベットの部分がカップの形や大きさを示しています。(例外もあります)
BACHで一般的なものはCです。


一般的にはまずこの2つ、カップの大きさとカップの深さで選んでいくのがいいと思います。


数字やアルファベットの表記等はメーカーによって異なるので、楽器屋さんに聞くと詳しく教えてくれると思います!


吹奏楽部でトランペットになるとはじめに購入を勧められるのは7C,5Cあたりではないでしょうか。

クラシック奏者や音大生は1Cと1 1/2Cを使ってる人が多いです!
小さいものでもだいたい5〜6くらいまでの方がほとんどだと思います。
というか知り合いだと7以降の数字をメインで使っている方はほとんどいない気がします!多分!

ジャズ・ポップス奏者はBACHでいう7以降くらいのサイズ感の方も多いですが、大きな口径を好む方だと3Cあたりが多い気がします。




それ以外

それ以外にこだわると結構大変なのですが、

リムの形
カップの形
スロート
バックボア
シャンク

など、ものすごいたくさんの組み合わせのマウスピースがあります。

リムの形については、マウスピースのメーカーで好き嫌いを見つけるのが良い気がします。
身近な楽器屋さんで売っているものは、メジャーなものが多いです。


もし細かくこだわりたいならボブリーブスをおすすめします。他のメーカーでもありますが、リムやシャンクを外して組み合わせを試すことができます。

仕上げ

売ってるものは銀メッキが多いですよね。
唇のあたり心地が金の方が好きで金メッキをかける人もいますし、金属アレルギーの人も金メッキにする人が多いです。

金メッキにすると音も変わりますし、メッキ分だけマウスピースが狭くなります。かなり若干ですが。

また、別の材質を使って作ってあるマウスピースもあります。



注意点


自分に合うマウスピースはなんなのか。そう簡単には解決できない問題ですが、色々なマウスピースを吹いたりすることで、音色や操作性が変わるため、自分の可能性を発見できるかもしれません。

ただ注意したいのはクラシックを演奏する場合の、小さい口径のマウスピースや、浅いカップのマウスピースついて。

小さいマウスピースのほうが高い音がでやすく感じると思いますが、クラシックに合わない音色になっていないか注意してください。


上手く吹けて良い音色なら、小さい口径でもマウスピースのカップが浅くても問題ないと思います。

しかしホントに良い音なのか?操作性はよいのか?しっかり見極めましょう。
小さくて浅いマウスピースには向き不向きがあり、大きい口径のマウスピースに比べると細かいニュアンスが操作しにくいと思います。

また音色もコントロールできないと汚い音になりやすいと思います。
吹奏楽などではセクションで演奏するため、みんなと音が合うことが大事です。

そのため他のメンバーと音色があまりにも合わないようなら、せっかく高い音が出ていても使えませんよね。。


ポップスなどで音色的に小さくて浅いマウスピースが良い場合は良いのですが、クラシックで高い音がでなくて。
という場合には気を付けましょう!




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