【トロンボーン】音を伸ばすだけがロングトーンなの?(オンラインレッスン)

楽器を始めるきっかけの大半は学校の部活だと思います。
吹奏楽、オーケストラ、ビッグバンド、どの編成の部活でも、金管楽器を手にして音が出たら、まず、ロングトーンを教わると思います。

ですが、中には珍しい学校もあるという話を聞きました。
先日、仕事でご一緒した方の話では、マウスピースでテンポ160のダブルタンギングができないと、楽器を持たせてくれないという中学校出身だったそうで、ご本人は意味の無い伝統だったとおっしゃっていましたが、お手本のようなタンギングをする方なので、きっと意味はあったと思います笑
遠回りな練習もあると思いますが、一所懸命やっていれば意味のある練習になるんだと思います。

話しが逸れましたが、本題に戻ります!


ロングトーンとは


読んで字の如く、音を伸ばす奏法です。
呼吸を整えて、一定の息を楽器に送り、音がブレないようにする練習が一般的です。
私も小学校でトロンボーンを始めた時に、そのように習いました。

ですが、ここで問題なのが、テンポ60で8拍伸ばすというパターンで練習する学校が非常に多いという事です。

当然、最終的には出来るようにならなきゃならない練習なのですが、はじめから8泊伸ばすという目標を掲げてしまうと、意識的に沢山息を吸うようにはなりますが、沢山息を使う事をしなくなりがちになります。

音程がブレずにただ伸びてれば良いロングトーンなのか。


息をコントロールする上では長く伸ばす練習は非常に重要になるのですが、音色を犠牲にしてしまっているケースが非常に多く見受けられます。

なので、まずは4拍でよいので、たっぷり息を使って良い音を出す事を1番に考えて練習してみましょう。

大学時代に、声楽の友人とレッスンの話しになった時に、まず声帯をきちんと振動させる事ができるようになるまで、P(ピアノ)で歌う事を禁止されているという話しを聞きました。

トロンボーンでも同じだなとその時に思い、まずは唇をしっかり振動させて響きのある音を出す事が大切なんだと気付かされました。

ロングトーンが8拍伸びなくて悩んでる方も、16拍伸ばせて満足している方も、今一度音色と向き合って練習してみて下さい!
その先に、何かきっかけになる事があるかもしれません!



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