【トロンボーン】スライドを長所に!(オンラインレッスン)
トロンボーンの1番の特徴といえばスライドですよね!
このスライドをうまく使いこなせるかどうかで、演奏の質が大きく変わります!
私の場合、スライドの動きにそんなに問題はないと思っていたのですが、実際のところちゃんと向き合ってないだけでした。
今でも訓練中ですが、意識している事をお伝え致します!
1.トロンボーンのスライドの持ち方
スライドの持ち方は人それぞれですが、深く持って握ってしまうプロの人は殆どいません。
手の中にうずらの卵(手が大きい人はピンポン玉?)があるような感覚で強く握り過ぎず、スペースがあるくらいがちょうど良いと思います。
次に、慣れてくるともっとゆるくスライドを持って、親指を離しがちになる方も出て来ると思います。
それで、ポジションを正確にとれて、動きにブレもなければそのままでOKです。
私の場合は、動かしてる感覚と、そのポジションに到達するタイミングに少しズレがあったので、親指はなるべく離さないように意識しています。
1円玉を挟んで、落とさないように練習したりもしました。
2.トロンボーンのスライドの動かし方
動かし方についても人それぞれだとは思いますが、腕全体を使ってスムーズに動かすのが良いかと思います。
手首だけで動かしてしまう方もいますが、そうすると、遠いポジションを使う際にうまく動かせなくなってしまいます。
あとは、動きが力まないように注意しましょう。
スライドを強く握ってしまうと腕の筋肉が硬直して、動きが鈍くなってしまいます。
例えるなら、ボクサーがパンチを打つ時のように!
ボクサーはパンチを打つ時に拳を握りません。
その理由はパンチのスピードを上げる為です。
スライドも同じで、素早く動かす事がとても大事です。
スライドを握り過ぎず、素早く動かすように意識してみてください。
3.トロンボーンのスライドの動かすタイミング
出したい音のポジションにセットしてから音を出すように習うと思います。
もちろん正解です!
ですが、早いパッセージや、レガートのフレーズが出てきた時に、次の音のポジションにセットするタイミングが早過ぎると、ポルタメントが入ってしまったり、ポルタメントが入らないようにする為に、音を短くしたりしてしまいます。
なので、ギリギリまで待って、素早く動かす事が大切です。
まとめ
・スライドは強く握らずに!
・腕全体を使ってスムーズに!
・ギリギリ待って素早く!
特にレガートなどのゆったりしたフレーズでスライディングも緩みがちになりますの注意しましょう!
管楽器の中でトロンボーンしかできないポルタメントが無意識に入ってしまわないようにし、ポルタメントやグリッサンドを有効的にできるように出来ると、とても良い長所になります!
今一度意識して練習してみてください!
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