【トロンボーン】楽器を疑う事も時には大事!

練習していて、調子が悪いと感じる事ありませんか?
私はしょっちゅうあります。(あってはいけないのですが…)

今までは、自分のコンディションが悪いからだと思って、息の使い方やアンブシュア、姿勢などを見直しながら試行錯誤していました。

ですが、先日、仕事の現場で、トロンボーンの状態が良くないんじゃないかとご指摘を頂き、トロンボーンに目を向けてみたところ、調子も整ってきて演奏しやすくなりました。

調子が悪いからといって必ずしもトロンボーンの方に原因があるわけではないですが、今一度、トロンボーンの状態を確認してみるのも良いかと思います。


1.チューニング管に使うグリスを替えてみる


トロンボーンの抵抗のバランスを自分に合った状態にするのが良いと思いますので、抵抗多めが良い方は硬めのグリス、少なめが良い方は柔らかめのグリスを使ってみてください。

2.グリスの量を調節してみる


私の場合、グリスの量を調節する事で劇的に変わりました。
単純に塗り過ぎていて、超薄めに塗ったら、息の通りも良くなり音色もクリアになりました。

グリスを替えるのは過去にも試していたのですが、量を調節した事がなかったので猛省しています。
かなり変わるので試してみてください。

3.F管を抜いて吹いてみる


F管を抜いて吹いたときに、劇的に吹奏感が変わってしまう場合、F管のパーツのどこかで負荷がかかっている可能性がありますので、グリスは薄めに塗るのが良いと思います。

4.石付きゴムを変えてみる


上記の1〜3でも良い状態にならない時は、石付きゴムを少し浮かせてみたり、取ってみたり、他のゴムに替えてみたりしてみてください。
これだけでもだいぶ変わります。
ゴムにも個体差はありますので、同じものでも吹き比べてみるのも良いかと思います。
ちなみに今は石付きゴム付けていません。

5.管内を掃除する


内管の汚れを落とすのもとても大事です。
私は普段からスワブを通しているので、そこまで汚れていないと思うのですが、学校にある備品は、とても酷い状態のものもありますので、是非掃除してあげてください。


上記を全部試しても、トロンボーンの吹奏感や音色がダメだったら、専門の方に診てもらった方が良いと思います!
楽器店へGOです!

調子悪い=自分の奏法が悪いと思って練習するのも大事ですが、調子悪い=トロンボーンがおかしいかもと疑ってみる事も非常に大事なことだと思います。

トロンボーンの状態を見極めるのも上達していく上で大事な事なので、是非皆さんも色んなトロンボーンに触れて自分にあった状態のものを見つけ出してみて下さい。



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