【トロンボーン】タンギングは常にクリアに!(オンラインレッスン)
以前、タンギングの事ついて挙げた内容は、スライドとタンギングの相互性について述べさせて頂きましたが※、今回はアクセント、テヌート、レガートのようなアーティキュレーションがついた時のタンギングについて説明したいと思います!
舌の位置の確認
これも以前挙げさせて頂きましたが、まずは、アーティキュレーションのないものとして普通にタンギングをする際の舌の位置を確認してください。
発音だけで区別しようとし過ぎない事が大切
楽譜によく出てくるアーティキュレーションはアクセント、スタッカート、テヌート、レガートが多いかと思います。
発音ももちろん多少違ってきますが、大切なのは発音した後の音の処理をするまでの内容です。
アーティキュレーションそれぞれの内容を挙げていきます。
●アクセント
しっかり発音して音を張り過ぎないようにする
●スタッカート
発音した後すぐに処理までもっていく
●テヌート
しっかり音を音価分張る
●レガート
次の音にいく際に隙間があかないようにする
上記のアーティキュレーションの共通点は、どれもしっかり発音する事が前提にあるという事です。
特にレガートに関しては、発音が曖昧になりがちによくなってしまいます。
なぜかというと、普段tu(人によって発音は様々です)という発音に対して、レガートタンギングはlaと発音するからだと思います。
laという発音もしっかりわかる舌のポイントを見つける事が大切です!
発音の違い
舌のポイントで発音は大きく変わってきます。
舌の先端で発音した方が軽くなり、面で発音した方が重くなります。
レガートタンギングは普段発音するポイントよりも少し上のポイントでする事でlaの発音がしやすくなります。
(あくまで私の体感です)
意識して練習してみて下さい!
最後に、アーティキュレーションの難しいところは、作曲者によっても、曲のジャンルによっても、意図が違うという事です。
上記の内容が必ずしも正解とは限りませんが、基本として理解して頂き、臨機応変に対応していく事が大切です!
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