【トランペット】唇が太い人の悩み

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トランペットは唇が太いと有利なのか?不利なのか??


これは一流のプロ奏者の中でも人により考え方がまちまちです。

見ていると唇が太いのなんて関係なかったのか!と思わせるような素晴らしいプレイをしている方でも実は唇が太くて悩んでいたり。
僕を含め、僕が今まで実際にあったことのある唇が太い方は、ほとんどの方が唇が太いことを悩んでいますが、
逆に唇が薄い人は、太いのを羨ましいと思っている方もいるようです。

今後唇が太くて良かったと思えることがあるといいのですが。。
ここでは現時点での僕の考え方を中心に、唇が太いことでの悩みやすいポイントや、解決策を考えてみたいと思います。



唇の形

ただ単に、
唇の太い人
だけではなく、ここではもう少し細かく別けて考えてみたいと思います。


・上唇が太く、下唇が細い人
(パッと思い付きませんでした笑)
・上唇が薄く、下唇が太い人
(ウィントンマルサリス)など
・両方太い人
(トロンボーンショーティー)など

黒人の方って唇が厚いイメージなんですが、よく見ると上唇は薄い人が多いと思います。


僕は両方太いタイプなので、正直上唇が薄く、下唇が厚い人の悩みなどは把握できていません。。
というかむしろ僕は上唇だけでも薄いなんて羨ましい!とずっと思っていました。笑



上唇が太くて下唇が細い人はパッと思い浮かびませんでした。。
誰かいたら足すので教えてください笑


唇が太い人の悩み

なぜこんな記事を書くかというと、僕自身が相当悩んだからです。

自分もプロとしてお仕事するようになってから同じ悩みを持つプロの方々に出会いましたが、
子供の頃は、実際に太い唇の人が周りにいなかったため、調べたり、レッスンなどで聞いたりしましたが、アンブシュアや奏法に確信が持てずにいました。

①唇がマウスピースに入らない

僕も大きいマウスピースならそんなに気にならないのですが、小さいマウスピースだと巻かないと唇が入りません。

ので、唇が太い人は、

唇を巻くなどして無理やりマウスピースに収める   か、
マウスピースに唇を収めるのを諦める
かです。


僕はこの選択を相当悩んでいたのですが、ある方の唇を観察して後者に決めました。
昔から憧れていて今でもとても尊敬している方なのですが、
動画などで見ていたときは収まっているように見えていたのですが、
実際に横で見てみると、上唇が完全に収まっていない事に気がついたためです。


黒人などでは巻いている人が多いですよね。
ただ、唇を巻くと唇が切れやすくなる気がします。。

上記以外の方法で多いのが下唇を左右にずらす奏法。
要は、唇が厚いから下唇を横にずらして細い場所で吹くわけです。

この奏法でトランペットの上手いプロの方を知っていますし、トランペットにおいて結果が全てだと思っていますが、リスクもあると思います。



どの奏法にしろ、太い唇の人は、教本通りのアンブシュアでやるのは難しいのではないでしょうか?
なので、常識にとらわれすぎずに柔軟に考えてみましょう!

②音色

音色に関しては、一長一短で、

唇が太いと言うことは振動する柔らかい部分が多いため、大きい音が出しやすい傾向があると思います。
唇が太い人は音出しが少なくても吹ける傾向にある気がします。


しかし、音の芯は出にくい。

③音域

トランペットで音を出す時に、振動するメインは上唇だと思っています。
この上唇がマウスピースの中でボテッとした状態しか作れないと広い音域をカバーしにくいと思います。
特に高音域はアンブシュアにハリのある状態を作れないと難しいです。

巻いてしまえば比較的簡単に高音域も出るかもしれませんが、唇が固くなって細くなってしまいがちな傾向があります。

④バテやすい

唇が太い人は、音出しがあまりいらず、バテやすい。

唇が細い人は、音だしに時間がかかるが、バテにくい。

一概には言えませんが、そんな気がします。


以前あるお仕事で、2ndが唇の細い方だった時に、
1ステージ3時間の2回公演だったのですが、
僕は2回目が始まる頃には少しバテを感じているのに対し、
2ndの人が、「やっと音が鳴ってきた」と言っていたのにびっくりしました。


まとめ

基本的には、ほとんどの人が奏法やアンブシュアで悩んでいます!
唇が太いからと言ってめちゃくちゃ不利なわけでもありません!

って昔の自分に言ってやりたいです笑

ただ教本とかに書いてある理想のアンブシュアなどに近づけるのは難しいです。
なので、この記事を読んで頂いた唇が太い皆さんも、あまりそこは気にしないでみてください!

マウスピースのリムから唇がはみ出ていても、唇を巻いていても、何でも良いと思います。
極端なアンブシュアには弱点もあるので、それを知ってカバーすることが大切です。
僕が弱点などすべてがわかる訳ではありませんが、相談に乗れることもあると思いますのでお気軽にお問合せください。


結果音が良ければ良しですね!

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