【トランペット】唇を固くする??
これまでに何度もトランペットの奏法の正解は人それぞれ違うんだと申し上げてきましたが
今回も答えが大きく別れる議題です。
なので、正解はこれです。とは言えませんが、それぞれの奏法についてメリットやデメリットを考えていきたいと思います!
今回は唇を固くするかどうかについてです。
そもそも唇を固くするとは?
唇を固くすると言ってもどういうことかわからない人も多いと思います。
ここではマウスピースのリムの中に入る部分を固くするかどうかについてです。
まず、代表的なのは、唇を巻いているケースで、この場合は通常より固くなりやすいはずです。
また、過度に唇を引いていたり、逆に寄せすぎたりしていると、固くなりやすいです。
高い音を出そうと研究しているうちに、固くしてしまうケースが多いように思います。
ハリは必要
適度なハリは必要です。
マウスピースのプレスでもハリが出ます。
固くしちゃダメ。
と言う人も、アパチュアの中心の部分は適度なハリがあるのではないでしょうか?
アンブシュアやアパチュアはビジュアライザーというマウスピースのリムをくりぬいたような器具で確認することができます。
身近にない場合は、自分の手にしている、指輪などでも確認できます笑
固くして吹くことのメリット
ちなみに、僕は固くしないほうが良いと思います!!笑
ただ、固くしててもうまい人はたくさんいると思います。
メリットとしては、
高い音が出やすい
唇を固くすることで、振動する部分が減り、ある程度までなら簡単に吹くことができると思います。
音が固くなる
これはデメリットでもあると思いますが、音の輪郭は出しやすくなる気もします。
体の支えがなくても吹きやすい
結局、口先で吹けるので体の支えが上手くできていなくても高い音があたったりするように思います。
あくまでもこれは僕の意見なので参考程度で良いと思います。
固くして吹くことのデメリット
柔軟性にかける
唇を固くしすぎると、操作性は悪くなるのではないでしょうか?
音色
倍音を多く含んだ豊かな音は出しにくいように思います。
固くすることにより、振動を制限されてしまい。音が細くなりやすい気がします。
下の音がでにくい
固いことで下の音も出しにくい傾向があります。
まとめ
これらのデメリットを把握した上で、それを乗り越えられるのであれば、固くしていても良いのかなと思います。
僕は数年前に、憧れのプレーヤーの横で吹いていたら、上の音でユニゾンになったとき、唇を固くするな。
と言われました。
その時は固くしている意識はありませんでしたが、今考えてみると、緊張して体が上手く使えず、口先で吹いていたのかな。。
と思います。
今僕自身は固くして吹きません。
が、固くするほうが良いって意見も是非聞いてみたいなと思います!
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