【トランペット】大きい音を出すには?
トランペットは息をたくさんいれればその分大きい音が出ると思われがちですが、実際には息をたくさん入れれば大きい音がでるというわけではありません。
たしかに一定の音量までは、息の量で音量が変わるように感じますが、一定以上の音量を求めたとき、
むしろ息を入れすぎると小さくなるかもしれません。
今から書く事は、僕の見解です。
色々な意見があると思います。
僕もまだまだ研究中です。来年には違うことを書く可能性があります笑
トランペットの罠
僕もずっと罠にはまっていたのですが、
大きい音を出してる吹き心地=大きい音が鳴る
というのは違うのではないかと思います!
おりゃー!って音を出すと、自分は大きい音が出たつもりなんですが、あとで録音を聞いてみるとそうでもなかったり。。
気楽にパーンって吹いたつもりが実は大きい音で鳴ってたり。
これは結構癖になっていて、今でもドラムやスピーカーなどで周りが爆音だと、いつの間にか息を入れて、結果鳴らなくなって調子を崩すことがあります。
では、実際に大きい音を出すにはどうしたらいいのか?
効率をあげる
息の量に対しての音量をあげていく。
大げさにいうと、
息の量が50で、今の音量が50だとすると、
息の量が50で、音量を100にする
ここで大事なのは、息を必要以上に入れても意味がないということです。
息を入れないということではありません。
息の流れは大切です!
その為にはppでの練習が有効だと思います。
最小の息で、唇が振動するポイントを探す。
mfで力まず吹いて、鳴るポイントを探す。
体の使い方、など色々試してみてください。
ただ、何も考えずppだけを練習するのは悪い結果になることもあるので注意が必要です!
この辺についても後にコミュニティで詳しく説明したいと思っています。
倍音
僕はこれに関しての悩みは絶えません笑
「お前の音でかいよな」
って昔よく言われていましたが、みんなで合奏をするとそうでもない。。
むしろ普段大きい音を出さない子の音が耳に入ってくる。
つまり、一人で吹いてるのを横で聞いて大きくても、複数人で吹くとそうでもなくなる。
複数人同時に音を出すと、埋もれる人と、目立つ人が出てくるはずです。
簡単に言うと、
目立つ人は明るい音
埋もれる人は暗い音
じゃないですか??
これは明るい音が良い音で、暗い音が悪い音と言うことではありません。
それに、ペラペラしたやかましい音は、僕はあまり好きじゃありません。
シーンや音楽によって暗い音も必要だと思います。
大合奏や大きい音の現場では明るい音が耳に聴こえやすいと言うことです。
これはクラシックもポップスも一緒だと思います。
圧倒的に上手い人は倍音の豊かな人が多いと思います。
上から下の倍音まで鳴ってるから、音が豊かで、抜ける。
近くで聞いても耳が痛くない。しかもめっちゃきれいな音です。
大きく聞こえるのは、音量ではなく、倍音の豊かさなのだと思います。
豊かな倍音を出す方法は、先に書いた効率をあげる練習と重なる部分があると思います。
一番手っ取り早いのは、自分より倍音が豊かな人と一緒に吹くこと。
自分もまだまだ研究していきたい大事なことなので、今後少しずつコミュニティで分析できたらと思っています!
プレーヤープロフィール
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